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うーん。。。
どうも最近、毎日が薄っぺらい気がしてならないんだなぁ。。。

原因は、はっきりしてるっちゃあ、はっきりしてるんだけどね。

これからの研究生活に対して、想像していたほどの期待感が、感じられない。

研究室生活が始まって約1週間たつけど、

自分が、本当に何をやりたいのか

急に視界が曇ってきてしまったみたいだ。

ただ漠然と、やりがいのある研究ができたらなっていう思いを胸に

今の研究室を選んだわけだけど、

ここへきて気付いた。

「やりがい」も大事だけど、「やりたい」が一番大事なんだなってこと。

「やりがいはあるけど、魅力を感じない仕事」



「決してリターンが大きいとは言えないけど、自分のやりたい仕事」

があったとする。

自分だったら、後者を選ばないと、きっと後悔するって、思った。

自分がやりたいと思って選んだ仕事なら、

きっと3日3晩徹夜したって、辛くないはずだし。

まだ自分の中で「これがやりたい」って思えることがはっきりしているわけじゃないけど

なんとなくは、あるんだなあ。

だから少し、明るい兆しが見える気もするんだけど

現実問題として

自分のやりたいことと、与えられた環境のバランスもまた、重要なんだな。。。

今の状況(カビ班)で自分のやりたいことができるのかな、って考えたら

うーんってなっちゃうし。

かといって諦めたくないし。

何が問題かっていうと、

自分のやりたいなあって思っていることが

この研究室のコンセプトに少し反するのかなあって気がするんだよね。

まあ具体的な話をすると

今日やまひといろいろ話して気付いたんだけど

やっぱり俺はスポーツ関係の仕事がしたいなと。そんな自分がいるのに気付いた。

でもウチの研究室のコンセプトは、人間を対象にしてないから、

たとえば医学とか生理学とか、そういう分野ではない。

そういうコンセプトが揺るぎのないものであるとすれば、

ちょっと難しいかな。

でも、まだ1週間たらずしか過ごしてない俺が生意気言うかもしんないけど

もっと視野を広げてもいいんじゃないかと、思う。

特にウチのカビ班なんかは

特定のカビ(まあ黒麹菌だけど)だけを対象にしてるのにも関わらず

糸状菌代謝工学班なんて名乗っちゃったりしてて

まあぶっちゃけマニアックすぎるんだよね。笑

確かに、長い伝統のある班で

現在この菌を扱ってるのは世界でも2人だけみたいだし

そういう意味では学術的価値は相当なもんなんだろうけど

俺はもっと新しい方向を見出してもいいんじゃないかって思うよ。

これをドクターの先輩が見たら生意気言ってんじゃねえよとか言うかもだけどね。笑

でもやっぱり俺は、もっと新しいことができるんじゃないかって思う。

自分の中で変わったのは、

あまり力む必要はないかなって思えるようになったこと。

研究が全てじゃない。

今、プロフェッショナルになる必要はない。

学生のうちにいろんな事に挑戦して

いろんな選択肢を作っていって

将来への布石にすればいいなと。

たかがこの年齢で、視野を狭めたくないからね。
by AtomicHeart_12 | 2006-03-06 23:39